いつか作りたいタイピングゲームの構想(めもがき)
- めたる
- 2023年12月25日
- 読了時間: 8分
更新日:2024年1月1日
タイパー Advent Calendar 2023の24日目の記事です。
23日目の記事は「Teterumu」さんの「自分のキーボードについてウダウダ語るだけ」
となっていますので、こちらも併せてご覧いただけると幸いです。
この記事について不明点やミスがあれば、@metaru_5201PCまで教えていただけると助かります。
▽【目次】(リンクになってなくてすみません...)
・はじめに
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・構想背景
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ターゲット/コンセプトの設定
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ゲームの内容
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・今後の展望
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・さいごに
はじめに
みなさんどうもこんにちは。普段はタイパー甲子園などのお手伝いをさせてもらいつつタイピング界隈に関わらせていただいているめたると申します。まともに文章を書くのは昨年のタイパーアドカレ以来なので、去年に引き続き文章に読みづらい点があるかと思いますがご了承いただけると幸いです。(あと毎年執筆が遅れてしまい申し訳ありません...)
構想背景
さて、それでは早速ですが構想背景について説明したいと思います。「構想背景」という名称で合っているかはわかりませんが、なぜタイピングに関するゲームを作りたいと思ったのかの説明という認識でお願いします。
発端はとある知り合いの「タイピングはマジでeスポーツ(意訳)」というツイートを見たことでした。今まではなんとなくタイピングをして、成り行きで大会に出場したりしていましたが、よくよく考えれば年齢や性別による実力差が少なく、上達することで日常生活にもメリットがあり、潜在的な競技人口も多いこの「タイピング」というものはeスポーツ化に適したコンテンツです。しかしながら(あくまでイメージですが)タイピング界隈というのは良くも悪くも人数が少なく、今後の広がりも見えづらいものがあります。人数が少ない分知っている人も多く、とてもやさしい先輩方(後輩達)に囲まれた環境なので、これはこれで良い気もしていたのですが、やっぱり自分の好きなコンテンツが狭い界隈で閉じてしまっていることになんとなくの寂しさを感じたので、そんな「タイピング界隈」に微力ながら新しい風を吹き込ませることができないかと考え、タイピング人口を拡大することをも目的にゲームの企画を考えることにしました。
ターゲット/コンセプトの設定
タイピング人口を拡大するという目標を達成するためのゲームを作ることにした私ですが、私自身普通の学生で義務教育+αくらいの知識しか持ち合わせておらず、当然ゲーム制作のノウハウなども持っていなかったので、ゲームの企画書の作り方などをインターネットで調べて企画を作ることにしました。調べたところゲームの企画書というのは最低限「ターゲット」「コンセプト」と「ゲーム内容」が書いてあれば伝わるっぽかったので今回はタイトル通りメモ書きとして、この3点をしっかりと作ることを達成目標として企画書を制作することにします。(補足:この記事のこの部分を書いている時点でゲームの構想はめたるの頭にふわふわっとしかなくメモ等は存在していないのだ!)
それでは初めにターゲットから決めていきたいのですが、今回作るゲームはタイピング人口を拡大することが目標なので、なぜタイピング人口が拡大しないのか、その根本の原因を一度考えてみることにしました。私が一人で考えたなんの根拠もない結論ですが、「①新規参入層が少ない」、もし新規参入があっても「②途中でやめてしまう人が多い」という2点が自分が考えた原因になります。これらの要因により、タイピング界隈にはタイピングが大好きな化け物(褒めてます)しかいなくなり、さらに新規参入が難しくなった結果、ライト層が形成されず、人口が拡大しないのではないかと推測します。
そこで、このゲームは学校や会社などでタイピングに触れた経験はあるが、競技として積極的に取り組んだことがない「新規層」や、タイピング界隈やタイピングゲームに接したことはあるが、面白みをまだ掴めていない人、または、タイピングは好きなのに上達が思うように進まず、最近はあまり打ち込めていない「モチベーションが低い層」をターゲットに設定しました。こうした層をターゲットにすることでまずはライト層を形成し、そのライト層とコア層を結びつけさらにコミュニティにハマってもらえるようなゲームを制作することにしました。
次にコンセプトです。少し上の行でも書いていますが、このゲームは新規層を取り込みライト層の形成すること、モチベーションが低い層を引き留めること、そしてその2つの層をタイピング大好き化け物層と交流を持たせることでコミュニティに馴染ませ、タイピング人口を拡大するという浅はかな策略を立てることにしました。
それではそんなゲームになるようなコンセプトを考えていきます。まず、タイピングが得意な人、得意でない人の両方が楽しめるようにするために、タイピングの要素に加えて、一般的に楽しいとされるゲームの要素を組み込むことが必要だと考えました。様々な選択肢があると思いますが、私の個人的な趣味もあり「シューティングゲーム(2D見下ろし型)」の要素を追加することにしました。これによりタイピングの実力だけで勝敗が決まることがなくなるため、様々な実力のプレイヤーが同時に楽しめることのできるゲームになることを期待します。そして交流を促進するために、「オンラインで複数人プレイ」することが必須となるため、この要素も追加します。かなり単純な方針にはなりましたが、まとめるとターゲットとコンセプトは次の通りとなりました。
【ターゲット】
・新規層(タイピングをこれから始める人)
・モチベーション低い層(タイピングはじめてみたけど面白さを掴めていない人 / 実力が伸びずにモチベーショ ンが低下してる人)←筆者はこれ
【コンセプト】(アイディア)
・タイピング×シューティング(2D見下ろし型)
・複数人でオンラインプレイができる
・タイピングの実力関係なく楽しめる(ある程度タイピングの実力が必要になりつつもそれだけでは勝敗は決まら ない、あくまでタイピング力によるアドバンテージがあるだけのゲーム)
ゲームの内容
前置きがめちゃくちゃ長くなって申し訳ないです。それではいよいよゲームの内容に入っていきます。ここからは文章だけだと僕の考えている内容が伝わるかわからないので、Googleスライドで作成した低クオリティ資料とともに解説したいと思います。
ゲーム名:TypeGun(タイプガン)

今左にあるのがゲームのマップ全体のイメージです。説明下手すぎてどこから説明したらいいのかわかりませんが、ルール・マップ・操作・画面の順に説明していきます。
ルール説明
・このゲームは1vs1~3vs3のシューティングゲームです。
・上下(青/赤)どちらかの陣営からスタートし、マップ上に 落ちている武器を拾いながら敵を倒すことが出来ます。
・1度倒されると10秒間のクールタイムの後自陣で復活します。
・勝利条件は敵陣営の殲滅ではなく「コア」の確保です。
(コア=中央にある紫の円のこと)
・コアの確保方法はコア周辺に近づくとspaceキーで入力画面 が表示されるのでそこで短文をタイピングします。入力し終 わるとコア円周のメーターが1つ自陣営の色に染まり、すべ て自陣営の色に染まるとコアを確保したことになり勝利判定 になります。
・制限時間は1分30秒でその時点で勝敗が決さない場合はより
多くのメーターを染めた陣営の勝利、どちらも同じ数の場合
は引き分けで強制終了となります。
マップ説明

マップ内には3種類のオブジェクトが設置されており、プレイヤーが装備可能な武器は合計4種類あります。ここではそれぞれの効果や詳細を説明します。
・core(コア)
付近に近づくとspaceキーを押すことでタイピング画面を表 示できる。
縁にある8つのメーターすべてを自陣営の色にすると勝利と
なる。
すべての銃弾が貫通しない。
・壁
障害物となって攻撃を防ぐ効果がある。すべての銃弾が
貫通しない。
・草むら
草むらに入っている間は同じ草むらに入っていない限り的に 視認されない。
しかしすべての銃弾が貫通する。
・Player
操作対象。
スポーン(リスポーン)時に斧を装備する。
体力:10
・斧
攻撃力:5
クールタイム:1000ms
・HG(ハンドガン)
攻撃力:3
クールタイム:200ms
単発
10発/1弾倉
・AR(アサルトライフル)
攻撃力2
クールタイム:50ms
連射
30発/1弾倉
・SR(スナイパーライフル) 攻撃力10
クールタイム:1000ms
3発/1弾倉
操作方法
操作方法はシンプルなので挿絵なしでの解説です。
W→前 A→左 S→後 D→右 E→武器回収 左クリック→発射 space→タイピング画面表示(コア付近のみ)
プレイ画面
最後にプレイ画面についての説明です。
正直まだマップの大きさやレイアウト、武器の種類も仮なところが多く、実際に制作する場合はかなり改良がなされている可能性もありますが、現時点ではこのような画面構成を考えています。
16:9の比率で、中央にメイン画面、左右に試合情報などが記載されています。
プレイヤー名が表示されているところは倒されたら暗くなるなどの工夫があってもいいかなと考えていますが、本当にまだすべて考え中の段階です。むしろ何かアドバイスや意見をいただける方は是非お願いします。

さいごに
ど素人の適当に考えたゲームの企画を最後までご覧いただきありがとうございます。
個人的には、もしこのゲームができたら、PCゲームをやっている友人をタイピング界隈に誘うときや、ちょっと普通のタイピングゲームに疲れたなと思った時の気分転換、Discord等のコミュニティでの交流などに使ってもらいたいなと思っています。
タイピングに対して思う人、面白くないと思う人、いろんな人がいると思います。正直面白いと思っている人のほうが少数派だとは思いますが、人口的な観点ではもっと開拓の余地があるはずです。様々な可能性を試してタイピングの人口拡大に貢献できればと考えています。
ここまでご覧いただき本当にありがとうございました。
めたる
Comments